アニメ動画の高画質化AI:480p・720pで作ったキャラ動画を最大4Kへ
動画モデルは秒数と解像度で料金が決まります。キャラを動かすなら、480pで試し撮りを重ね、失敗テイクは捨てて、残す1本にだけ画質のコストをかけるのが節約のコツです。その最後のひと手間がこのページ。3〜15秒のクリップを送り、1080p・2K・4Kを選ぶだけで、料金は長さに関係なく1本16クレジットからの定額です。
処理を担うのはByteDance Video Upscalerです。公開されている説明では、実写やゲーム映像と並んでアニメーションも対象に挙げられ、フレーム間のちらつきや残像を抑える時間的一貫性が設計の柱とされています。それでも細い線や止め絵は、どのアップスケーラーにとっても難しい素材です。線画アニメでの正式なテストはまだ行っていないため、投稿前に必ずコマ送りで確認してください。
対象は、自分で作った、または権利を持っている短いクリップです。TVアニメや映画をリマスターする用途には使えず、そもそも15秒の上限があります。
安く下書き、仕上げは高画質で
480pで下書きする
動画ラボで、動きが決まるまで480pで作ります。Seedance 2.5なら480pは1秒10クレジット、1080pでは56クレジットです。
残すテイクを選んで切り出す
いちばん動きの良いテイクを選びます。長さは3〜15秒、サイズは50MBまで、形式はMP4・WebM・MOVです。Seedance 2.5は最長30秒まで作れるので、長いテイクは分割してください。
このページに送ってサイズを選ぶ
生成結果の動画で「動画を高画質化」を選ぶか、ファイルをアップロードします。長さに関係なく1080pは16、2Kは28、4Kは56クレジット。料金は開始前に表示され、失敗したジョブは返還されます。
投稿前にコマ送りで確認
ちらつきが最初に出やすい輪郭線、目、髪の周りをコマ送りで見ます。音声を戻す必要が出たときのため、元のクリップと音は残しておきましょう。
1つのモデル、1本ごとの定額
ByteDance Video Upscaler
細部の復元、圧縮による劣化の除去、フレーム間の一貫性を軸にした動画超解像モデルです。選べるのは出力解像度だけで、フレームレートや画風の設定はありません。
1080p・16クレジット
480pや720pで作った下書きを、SNSに載せる前に仕上げる定番のサイズです。
2K・28クレジット
あとから切り抜いたり構図を変えたりするための余白に。大型モニターでの視聴にも向いています。
4K・56クレジット
4Kの編集プロジェクトや大画面向け。動画ラボのモデルで4Kを直接出せるのはVeo 3.1だけで、8秒固定・200クレジットです。
モデルごとの料金はAIモデルにまとめています。
1080pで直接作るより安くなるのはいつ?
高画質化の料金は3秒でも15秒でも同じなので、長いクリップほど差が広がります。現在のクレジット料金で計算すると次のとおりです。
- Seedance 2.5で5秒:480pで50クレジット、高画質化に16で合計66。1080pで直接作ると280です。
- Seedance 2.5で15秒:150+16=166。1080pなら840です。
- Kling 3.0で5秒:Standard(720p)の60に16を足すと76。1080pで出力するProは80なので、差はほとんどありません。Klingの動画を高画質化するのは、2Kや4Kが必要なときだけで十分です。
- 1080pで直接作ったほうが、480pを拡大するより細部が残ることもあります。大事なカットなら、両方を1本ずつ作って見比べてから手順を決めましょう。
線画・ちらつき・フレームレート・音声
- ちらつきは、細い輪郭線、目のハイライト、髪の縁から現れます。プレビューの小さな画面ではなく、全画面で確認してください。
- アニメ調の動きでは、同じ絵を数コマ止めることがよくあります。高画質化のあと、止め絵がちらつかずに止まったままかを確かめましょう。
- フレームレート:アップスケーラーに渡すのはクリップと選んだ解像度だけです。フレームレートや補間の設定はなく、出力のフレームレートが元と変わることがあるかも資料には書かれていません。カクついた動きを滑らかにするツールではなく、鮮明さを上げるツールと考えてください。
- 音声:すべてのクリップで音声トラックが残るかは確認できていません。元のファイルを残しておき、高画質化した動画が無音で戻ってきたら、編集ソフトで元の音を重ね直してください。
このツールが向かない用途
TVアニメの話数まるごとや映画、権利を持たない映像には使えません。アップロードは15秒が上限で、利用規約(英語)ではアップロードするものすべての権利があなたの責任とされています。自作の長いアニメーションは、シーンごとに分けて高画質化してください。
詳しいガイド
関連ツール
- 動画ラボ — まずは480pでアニメーションを下書き
- リップシンク — キャラに声を。Standardは480pで出力
- アニメ画像の高画質化 — 静止画やキービジュアルを2K・4K・8Kに
- 背景削除 — 短いクリップからキャラだけを切り抜く
アニメ動画の高画質化のよくある質問
クリップの長さはどこまで?
3〜15秒、50MBまでで、形式はMP4・WebM・MOVです。Seedance 2.5は最長30秒まで作れるので、長いテイクは15秒以内に分けて、1本ずつ高画質化してください。
カクついた動きも滑らかになりますか?
期待しないでください。選べるのは解像度だけで、フレームレートや補間の設定はなく、このモデルはコマを鮮明にするためのもので動きを直すものではありません。カクつくテイクは、動画ラボで作り直してください。
1080pで直接作るより安くなりますか?
Seedance 2.5ならたいてい安くなります。5秒のクリップは、480pで作って高画質化すると66クレジット、1080pで直接作ると280クレジットです。Kling 3.0では差が4クレジットしかないので、Proで作るほうが手早いです。
音声は残りますか?
すべてのクリップで残るとは確認できていないため、元のファイルは保管しておいてください。高画質化した動画が無音だったら、編集ソフトで元の音声を重ね、ずれがないか確かめてください。
無料クレジットで何ができますか?
ベータ期間中に登録時にもらえる無料クレジット50なら、1080pの高画質化(1回16クレジット)を3回行えます。追加のクレジットは料金プランで扱う予定で、お支払いは近日開始です。
高画質化した動画を商用で使えますか?
利用規約(英語)上、生成したものは基盤モデルのライセンスが許す範囲であなたのものです。元のクリップの権利を確かめるのはあなたの役目です。
アップロードした動画は保存されますか?
ファイルを扱うのは、SpicyHub AIと、モデルをホストする外部の会社です。アップロードした動画は再利用できるようアカウントのストレージに保存され、サービス改善に使われることがあります。アカウントを削除すれば動画も削除され、特定のファイルはサポートに頼めば先に削除できます。くわしい扱いはプライバシーポリシー(英語)に記載しています。