アニメーション生成AI:キャラのイラストをSeedance 2.5やKling 3.0で動画に
キャラの静止画と「次に何が起きるか」の一文を動画ラボに渡すと、短い動画になって返ってきます。風にあおられる髪、カメラへの振り向き、鞘から抜かれる剣。イラストがそのまま開始フレームになるので、時間をかけて描いたデザインが文章から描き直されることはありません。
7つのモデルが同じ入力欄を共有しています。Seedance 2.5は音声付きで最大30秒、Kling 3.0は最初と最後のフレームを両方固定でき、Kling Omni O3は1本を複数の場面に分けて指示でき、Veo 3.1は4Kまで対応します。生成に数分かかることもあります。料金は開始前に表示され、失敗した生成のクレジットは返還されます。
アニメキャラを動かす手順
きれいな1枚から始める
イラストを開始フレームの枠に読み込みます(JPEG・PNG・GIF・WebP、50MBまで)。キャラが1人でシルエットが読み取りやすく、周りに余白がある絵は、コマが詰まった絵よりモデルが推測する部分が少なく済みます。開始フレームは画像ラボで動画と同じ比率に作りましょう。スマホ向けは9:16、横長の画面なら16:9です。
見た目ではなく動きを書く
見た目は絵が伝えてくれるので、プロンプトは動きと間に使います。例:「彼女は肩越しに振り返り、風でマフラーが舞い、微笑んでフレームの外へ歩いていく」。衣装の説明を繰り返しても、絵以上の情報にはなりません。
カメラはシンプルに
カメラの動きは1本につき1つで十分です。ゆっくり寄る、軽くパンする、またはキャラだけを動かしたいなら「固定カメラ」と書きます。Seedance 2.0にはカメラを固定するスイッチもあります。
結末を決める・ループさせる
決まったポーズで終わらせたいなら終了フレームを追加します。Seedance 2.5、Seedance 2.0、Kling 3.0、Kling Omni O3、Veo 3.1が対応しています。ループ動画なら、開始と終了に同じ画像を使い、呼吸や体の揺れのように元の位置へ戻る動きを指示します。
生成して見比べる
「生成」ボタンの横で料金を確認してから生成します。1本目が崩れたら、同じフレームを別のモデルで試しましょう。「入力を再利用」で設定をすべて呼び戻せます。
キャラのアニメーションに使う動画モデル
Seedance 2.5
4〜30秒、480p・720p・1080p。音声は標準でオンです。開始・終了フレーム、または参照画像(最大10枚)と参照動画・参照音声から作れます。1秒あたり10・23・56クレジット、参照動画を使う場合は参照分と出力分の合計秒数に対して6・14・34クレジットです。
Seedance 2.0
480p(1秒7クレジット)か720p(15クレジット)で5〜15秒。音声とカメラ固定はオプションです。動きのアイデアを安く試すならこれで、480pの5秒は35クレジットです。
Kling 3.0
最初と最後のコマを両方決められ、長さは5秒か10秒。Standardは720pで1秒12クレジット(音声付きは18)、Proは1080pで16クレジット(音声付きは24)です。
Kling Omni O3
3〜15秒の1本に、長さを個別に決めたプロンプトを最大8つ入れられます。手を振り、振り向き、歩き去る、といった流れを1本で作れます。Standardは1秒14クレジットから、Premiumは19クレジットから。
Google Veo 3.1
8秒固定、16:9か9:16。開始フレームをもとに作り、終了フレームの追加は任意です。720pは80クレジット、1080pは110、4Kは200です。
Spicy UNCENSORED Video・HappyHorse 1.1(18歳以上)
成人向けのアニメ動画用で、一度だけの年齢確認のあとに開きます。Spicy UNCENSORED VideoはWan 3.0ベースで、音声付きの2〜30秒を1秒8・15・29クレジット(1本あたり最低30クレジット)。HappyHorse 1.1は静止画を音声なしの3〜15秒の動画にし、1秒20(720p)か26(1080p)クレジットです。扱えるのは架空の成人キャラだけです。
料金や上限の違いは、AIモデルページに全モデル分まとめています。
崩れにくいアニメの動きのコツ
- 髪と服が短い動画の生命感をほぼ決めます。風、振り向き、ジャンプなど動きのきっかけを1つ与え、髪と服はそれに従わせましょう。
- まばたきと呼吸は、カメラを動かさずに待機ループを生き生きと見せます。「かすかな呼吸、ゆっくりしたまばたき、なびく髪」のように書きます。
- 手が開始フレームで隠れていると、途中で描き足すことになります。身ぶりが必要なら、両手が見えて体から離れたポーズから始めましょう。
- 顔は長い動画や速い動きで変わることがあります。そうなったら、動画を短くする、動きをゆっくりにする、顔が映る終了フレームを足す、のいずれかを試してください。
リミテッドアニメ風に近づけるには
手描きのテレビアニメは、1枚の絵を2〜3コマ続けて見せることが多く、それが歯切れのよいリズムを生みます。AI動画は毎コマ描き直すので、本物と並べるとふわっとした動きに見えがちです。「キレのある動き、動作の合間でポーズを止める」と指示し、動作を短くするのは試す価値があります。どこまで近づくかはモデルによって違うので、2つで見比べてから決めましょう。
生成のあとに:声と画質
Seedance 2.5は動画に生成した音を付けます。決まったセリフを決まった声で言わせたいなら、リップシンクが近道です。顔の静止画と60秒までの録音を用意してください。クレジットを抑えて480pで作った動画は、動画の高画質化で3〜15秒の動画を16クレジットで1080pにできます。
詳しいガイド
関連ツール
- 画像ラボ — 開始フレームを描く
- キャラクター差し替え — 実際の動画の動きをそのまま写す
- リップシンク — キャラにセリフを言わせる
- 動画の高画質化 — 480p・720pの動画をくっきりと
動画ラボのよくある質問
アニメ調のイラストを動かすのに一番いいモデルは?
ショット次第です。長めで音声付きならオールラウンドなSeedance 2.5、決まった最後のポーズで終えたいならKling 3.0、いくつもの動作をつなぐならKling Omni O3、4Kが必要ならVeo 3.1。動きのアイデアは、まず480pのSeedance 2.0で安く試しましょう。
動画の途中で顔が変わるのはなぜ?
モデルは毎コマ絵を描き直すため、新しい角度や速い動きの中の顔は、モデルの知識から描き直されます。よく効く対策は、動画を短くする、動きを遅くする、カメラを固定する、顔の映る終了フレームを足すことです。解像度の高い鮮明な開始フレームも助けになります。
ループ動画は作れますか?
開始と終了に同じ画像を使い、揺れや呼吸、なびく髪のように元に戻る動きを指示します。終了フレームに対応するのはSeedance 2.5、Seedance 2.0、Kling 3.0、Kling Omni O3、Veo 3.1です。つなぎ目を確認し、カクつくなら動画編集ソフトで1コマ削ってください。
5秒の動画はいくらかかりますか?
Seedance 2.0の480pで35クレジット、Seedance 2.5の480pで50、Kling 3.0のStandardで60(音声付きは90)、Seedance 2.5の720pで115です。Veo 3.1は8秒の1本単位で、720pが80クレジットです。
無料クレジットで動画は作れますか?
作れます。ベータ期間中は新規アカウントに無料クレジット50が付きます。最も安い動画(Seedance 2.0の480p・5秒)は35クレジットなので、1本分です。長い動画や高解像度の動画はそれより多くかかります。プランとクレジットパックは料金プランに掲載しています。
キャラに話させたり歌わせたりできますか?
Seedance 2.5は生成した音を付けますが、決まったセリフを決まった声で言わせるならリップシンクの出番です。顔の静止画と、自分の録音か使用権のある音声(60秒まで)を用意します。
自分で描いていない絵も動かせますか?
許可がある場合だけです。自分のキャラ、使用許諾のある依頼作品、自分で生成した画像を使いましょう。版権キャラは権利者のものです。アップロードするものの責任は、利用規約(英語)により利用者にあります。
成人向けに使えるモデルは?
成人の方なら、HappyHorse 1.1とSpicy UNCENSORED Video(Wan 3.0)を、年齢確認を一度済ませたあとに使えます。キャラは見た目も設定も成人の架空キャラに限り、学校の設定、幼く見える特徴、本人の同意を示せない実在の人物は禁止です。日本国内で公開・頒布するなら、刑法175条に触れないよう性器のモザイク処理が前提です。